売上1,000万円の企業が、4,000万円の融資を獲得

  • 業種:不動産賃貸業
  • 売上:10,000千円
  • 利益:4,000千円
  • 調達額:40,000千円

掲題社は、家族経営の不動産賃貸業者である。バブル時期に自社所有の商業ビルを建設し無難に売上は推移していたものの、リーマンショックの影響を受け、テナントが事業を縮小、当該商業ビルからの撤退が相次いだもの。このことから掲題社も大きく売上を落とし、債務超過に転落することとなった。また売上減少の影響から、銀行への約定弁済が予定通り行えなくなり、リスケを開始、同時に税金等の支払いも滞納することとなった。

現在、商業ビルのテナント収入は回復基調にあるものの、ビル自体が築20年超となっており、競争力を維持するための大規模な改修工事を行うことが必須となっていた。 しかしながら、掲題社は「債務超過」、「リスケ・諸税の延滞継続中」、「銀行が3番抵当まで抑えている」ことから、商工ローン系の不動産ファイナンス会社からも取引を謝絶される状況であった。
このような中、当社に改修工事の資金調達支援の申し出があり、状況を詳細に確認したところ、以下のポイントが整理できた。

◆商業ビルは収益物件としての評価はでき、不動産賃貸事業に見合う長期資金での借換を実施できれば十分収益弁済が可能なキャッシュフローがあること

◆今般の景気回復の影響を受け、周辺の相場賃料は上昇しており、現在空室となっている物件も近々に入居する見込みは十分看られること

これらのことを客観的に説明可能な事業計画の策定支援およびアドバイスを行った。

この結果、当該商業ビルの収益性を評価する金融会社から事業計画の蓋然性が高いとの評価を受け、20年での長期借換資金を調達するができ、無事、改修工事を実施することができたもの。